帰省して想うこと(Country Feedback)
2001年7月26日 去る7月24日(火)〜本日7月26日(木)まで東京を離れ、実家へと帰省してきた。いくら夏休み中とは言え、何とも半端な時期&日数である。それにも関わらず何故このタイミングで帰省したかというと、「祖父が無事に手術を終えて退院したこと」と「僕のこれからの進路について両親と話し合うこと」が理由として挙げられるが、まあ、例え深く考えなかいとしても、こんなシリアスな原因に依るのだから、今回の帰省は今までになくヘビーな展開になることは最初から予想されたことだった。
幸い祖父の件については、あくまで事後報告的な問題であったので煩わしさの欠片もなかったのだが、如何せん自分の進路の件については、現実的な問題(=「如何にして生計を立てていくのか」という金銭的な問題)が根底にあるので、抜本的な解決策は早々導き出されることもない訳だ。ここまで来たからには、僕としては多少のリスク(遠回り)をすることになっても、やはり自分の信念を貫いて先に進みたいと思っているのだが、それが完全に「前向きな選択だ!」と胸を張って言えない事に、もどかしさと言うか、煮え切らない想いが募る。
「理想の将来像」に固執している訳ではないし、また先の事をアレコレと考えても仕方のないことだと理屈では分かっているのだが、どうしてもこのことは頭を支配するものだと思う。「色々と複雑な要因が絡み合っていて、常に将来に対する不安で満たされない感覚が頭に残っている」と言う表現が適切だろうか。ちょうど寝不足の時に、頭が覚醒し切らずに眠気が付きまとうが如く、漠然とした不安感が寄り添っているみたいに…。
すでに進路を決めて、骨休めのために帰省している友人達と一席交えたのだが、進路云々の話題を抜きにして遊んでいても、飲んでいても、この感覚を忘れることは結局なかった。すでに今現在の僕の人生からは過ぎ去って行ってしまった人達。そんな彼らが、僕とは全く別の彼らなりの世界で繰り広げているストーリーを耳にすると、軽い違和感を覚える。つい数年前は毎日の様に顔を合わせていた人間が、こうやってノスタルジーと共にしか僕の人生の中に呼び起こされないことになるなって、まさに思いもよらないことだった。一人ひとりの人生がパラレルに現在進行形で存在していて、僕の再び接点を持つ可能性がこんなにも低くなるなんて。月並みな表現を使うと、これが大人になることなんだろう。
Thanks For The Inspiration Of…
GRAPEVINE/「退屈の花」「Lifetime」「Here」
TORTOISE/「Millions Now Living Will Never Die」
U2/”Walk On”
幸い祖父の件については、あくまで事後報告的な問題であったので煩わしさの欠片もなかったのだが、如何せん自分の進路の件については、現実的な問題(=「如何にして生計を立てていくのか」という金銭的な問題)が根底にあるので、抜本的な解決策は早々導き出されることもない訳だ。ここまで来たからには、僕としては多少のリスク(遠回り)をすることになっても、やはり自分の信念を貫いて先に進みたいと思っているのだが、それが完全に「前向きな選択だ!」と胸を張って言えない事に、もどかしさと言うか、煮え切らない想いが募る。
「理想の将来像」に固執している訳ではないし、また先の事をアレコレと考えても仕方のないことだと理屈では分かっているのだが、どうしてもこのことは頭を支配するものだと思う。「色々と複雑な要因が絡み合っていて、常に将来に対する不安で満たされない感覚が頭に残っている」と言う表現が適切だろうか。ちょうど寝不足の時に、頭が覚醒し切らずに眠気が付きまとうが如く、漠然とした不安感が寄り添っているみたいに…。
すでに進路を決めて、骨休めのために帰省している友人達と一席交えたのだが、進路云々の話題を抜きにして遊んでいても、飲んでいても、この感覚を忘れることは結局なかった。すでに今現在の僕の人生からは過ぎ去って行ってしまった人達。そんな彼らが、僕とは全く別の彼らなりの世界で繰り広げているストーリーを耳にすると、軽い違和感を覚える。つい数年前は毎日の様に顔を合わせていた人間が、こうやってノスタルジーと共にしか僕の人生の中に呼び起こされないことになるなって、まさに思いもよらないことだった。一人ひとりの人生がパラレルに現在進行形で存在していて、僕の再び接点を持つ可能性がこんなにも低くなるなんて。月並みな表現を使うと、これが大人になることなんだろう。
Thanks For The Inspiration Of…
GRAPEVINE/「退屈の花」「Lifetime」「Here」
TORTOISE/「Millions Now Living Will Never Die」
U2/”Walk On”
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