7月になりました。ホント早いものですが、2002年も折り返し地点に。

 というわけで、2002年上半期ベスト20を。昨年から新譜を購入する枚数が急激に落ちたのですが、試聴やMP3なんかで聴いた作品を含めて選んでみました。こういうランキングって真面目に考え出したらある程度の段階で妥協をしないと収拾がつかないので、まあ、後で変更したくなるのを覚悟でバッサリと。

【Album Of The Fist Half Year-2002】

□ 01.小沢健二/「Eclectic」
(⇒至高の音楽です)。

□ 02.SUSUMU YOKOTA/「Sound Of Sky」
(⇒ピアノをメインに据えたストイックなハウス)。

□ 03.DJ SHADOW/「The Private Press」
(⇒神憑かっていた1stとは全く別物ですが、これはこれで良いです)。

□ 04.BOARDS OF CANADA/「Geogaddi」
(⇒こちらも若干1stには劣る気がしますが、当然悪いわけがない)。

□ 05.THE BLUE HERB/「Front Act CD」「Sell Our Soul」
(⇒2枚合わせて、で。「Front Act CD」での徹底したディスは最高)。

□ 06. 界/「観」
(⇒気がつけばプレイヤーに乗っていた作品。音の雑食性に飽きません)。

□ 07.MOBY/「18」
(⇒詰め込み過ぎの感もありますが、ラストの曲で帳消しに)。

□ 08.RAPHAEL SAADIQ/「Instant Vintage」
(⇒TONY TONI TONEのフロントマンのソロ作。D’ANGELOも参加)。

□ 09.DAMON ALBARN & MALI MUSICIANS/「Mali Music」
(⇒GORILLAZをただの寄り道にしか思わせない快作。マリ音楽の懐の深さと言ったら!)

□ 10.PRINCE/「The Rainbow Children」
(⇒宗教臭さに目をつぶりさえすれば、非の打ちどころのないブラックミュージックの集大成)。

□ 11.SUPERCAR/「Highvision」
(⇒「Futurama」の欠点を全て克服しているのに関心。良く聴いています)。

□ 12.くるり/「The World Is Mine」
(⇒正直、媒体で絶賛されている程そんなに良くない作品だと思います。“ワールズエンドスーパノヴァ”は認めますが)。

□ 13.NUMBER GIRL/「Mum-Heavymetallic」
(⇒ここまでアヴァンギャルドになってどうするというのでしょう)。

□ 14.DOVES/「The Last Broadcast」
(⇒今年のUKギターロックの頂点に立ってもおかしくないと思います)。

□ 15.OASIS/「Heathen Chemistry」
(⇒「ノエルには歌わせるな!」の一言に尽きます)。

□ 16.PORALIS/「Tied」
(⇒1stに引き続いての良作。早くフルアルバムが聴きたいものです)。

□ 17.MUM/「Finally We Are No One」
(⇒ポストロック・エレクトロニカでも、人に薦められるポップさが魅力です)。

□ 18.MESHELL NDEGEOCELLO/「Cookie:The Anthropological Mixtape」
(⇒内省的な「Bitter」から一転。この人は肉体的な音の方が似合います)。

□ 19.REMY SHAND/「The Way I Feel」
(⇒モータウン期待の新人。マーヴィンゲイ・フォロワーの中で出色ですが、ジャケのセンスは…)。

□ 20.BADLY DRAWN BOY/「About A Boy」
(⇒サントラにしておくのは惜しい、グッドメロディー集)。

 最初は当たり障りのない感じにしようと11位〜20位と1位〜10位までを全く逆にしたのですが、やはりどうにも落ち着かない気がしまして。ですが、結局はランクづけするも何も別に個人的な嗜好なのですから、「思った通りに選ぼう」ってことで独断と偏見によるランキングになったわけです。
__________

【Second Place-次点】 ※アルファベット順

■ BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB/「Black Rebel Motorcycle Club」
(⇒THEE MICHELL GUN ELEPHANT from Californiaですね)。

■ BUMP OF CHICKEN/「Jupiter」
(⇒シークレット・トラックが全部をぶち壊してくれます)。

■ THE CHEMICAL BROTHERS/「Come With Us」
(⇒あまりに突込みどころが多いので割愛します)。

■ EMINEM/「The Eminem Show」
(⇒日本でも売れてますね)。

■ GOMEZ/「In Our Gun」
(⇒“Shot Shot”は最高。惜しい作品です)。

■ GOMES THE HITMAN/「Mono」
(⇒「良いけど地味」っていう一昔前の竹内結子のようです)。

■ THE HIVES/「Your New Favorite Band」
(⇒THE STROKESと比べられちゃかわいそうです)。

■ THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION/「Plastic Fang」
(⇒いつからこんなストレートなロックをやるバンドに成り下がってしまったんでしょう。)。

■ 宇多田ヒカル/「Deep River」
(⇒「深い川」ってタイトルの割にはアルバム全体の流れは酷いです)。

■ 東京スカパラダイスオーケストラ/「Stompin’ On Down Beat Alley」
(⇒Fuck CCCD!!Fuck Avex!!残念。)

 どの作品も好きなんですけどね。でも、同時にどうしても引っかかるというか、つい粗が見つかってしまうのが否定できないので、次点という型式にしました。「この程度の作品にまとまらないで、もうちょっと上を狙えただろう!」という思いがあるのかもしれません。

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